今年はコロナではじまり、コロナで終わった1年でした。そして2021年を迎えようとしている今もコロナに終息の気配はみられません。
家族に会いに帰省をしようと考えている人も帰省を断念し、極端な話、家から一歩も出ずに部屋にずっといるといった生活を強いられているのが現状です。
そうすると、人はやっぱり、気が滅入るのです。
実はこの気が滅入るということについて関係しているのが自律神経であり、今回お話させていただくセロトニンというホルモンです。今日は、幸せホルモンといわれる「セロトニン」のお話と、セロトニン分泌にぜひ摂取したい黒豆きな粉のお話をさせていただきたいと思います。
幸せホルモン「セロトニン」って何?
セロトニンは脳内で作られるホルモンです。別名「幸せホルモン」といい、自律神経のバランスを整えてくれる神経伝達物質の1つです。
セロトニンは、朝起きて、太陽の光を浴びることで分泌が促され、「幸せホルモン」という名の通り、このホルモンが分泌されることで、活力ある、元気な気持ち、安定した気持ちをもたらしてくれます。
セロトニンは、メラトニンというホルモンの材料にもなります。このメラトニンは体温を下げて夜、眠りに導いてくれるホルモンで、セロトニンで活力ある1日を過ごした後、今度は睡眠に導くメラトニンの材料となり、健全な1日のリズムを作るにも大きな役割を果たしています。
健全な1日のリズムは結果、精神の安定にもつながりますね。セロトニンがいかに、自律神経の安定に大切なホルモンであることがわかっていただいたかと思います。
では、このセロトニンはどのようにして体内で作られるのでしょうか?
幸せホルモン「セロトニン」を作る方法
朝、太陽の光をたっぷり浴びる
上述したとおり、セロトニンは太陽の光をたっぷりと浴びることで作られるホルモンです。
セロトニンの分泌を促すために、朝起きたらカーテンを開けて、太陽の光を部屋に採り入れましょう。
今はどうしてもコロナで部屋に閉じこもりがちですが、部屋にこもっていると太陽の光を浴びる機会がないため、気持ちも塞ぎがちになります。
部屋にこもってばかりだと、「幸せホルモンが分泌されない!」と強く意識して、できれば晴れた日は意識して外に出て、積極的に太陽の光を浴びましょう。
セロトニンの材料「トリプトファン」を摂取する
セロトニンは食べ物からも作ることができます。
セロトニンは、必須アミノ酸である「トリプトファン」を材料に作られます。トリプトファンが多く含まれている食品には、お肉や、豆乳や味噌、納豆などの大豆製品、ヨーグルト、チーズ、牛乳といった乳製品といった、良質のたんぱく質が含まれる食品に多く含まれています。
手軽に摂れる果物で言えば、バナナにも豊富に含まれています。
サプリメントも販売されているようですが、上述したとおり、トリプトファンを多く含む食品は多くありますから、食品から摂取しましょう。
トリプトファンの含有量の目安はwikiペディアなどでも紹介されていますので、参考にしてみてください。
セロトニンは朝、作る
朝、分泌されたセロトニンが、夜分泌されるメラトニンの材料になることをお伝えしました。セロトニンは、安定した精神、活力ある1日を提供してくれたあと、夜はメラトニンというホルモンとなり、スムーズな睡眠へと導いてくれるのです。
つまりセロトニンは朝、分泌されるのがよいわけです。
朝、黒豆きな粉牛乳で幸せホルモン「セロトニン」を作ろう
幸せホルモンである「セロトニン」を体内で作る材料となるのが、トリプトファンだと説明をしてきました。
また、トリプトファンは、良質のたんぱく質を含む食品に幅広く含まれていて、サプリメントよりも食品からぜひ摂取してほしいというお話をさせていただきました。
特に、セロトニンを、朝、分泌するために朝食の食材を意識してみましょう。
お肉やお魚にもトリプトファンは豊富に含まれていますが、朝からお肉やお魚を食べるには手間も時間もかかります。
そこで当店の黒豆きな粉をぜひ、朝のトリプトファンの摂取に活用してみてください。
黒豆きな粉を牛乳に混ぜるだけで簡単に作ることができる。仕事や学校など忙しい朝でも気軽に摂取できるのでおすすめです。

※牛乳が弱い方は、豆乳、ヨーグルトに混ぜてもOKです。
トリプトファンはビタミンB6と結びつき、セロトニンを生成しますので、ビタミンB6もバランスよく摂取したいですが、黒豆きな粉といった豆類には、ビタミンB6も豊富です。
ということで、トリプトファンとビタミンB6をセットにしたサプリメントも売られているようですが、トリプトファンのみならず、特定の栄養素が体に効くという考え方は、どうも疑問です。
様々な栄養素がかみ合って、体に作用すると考えるのが自然であり、そのためにはサプリメントではなく、ぜひ食品から栄養素を取り込んでほしいですね。
そういった意味でも、栄養バランスが非常に採れた良質のたんぱく源、黒豆きな粉牛乳を朝の活力にご利用いただければ幸いです。
朝、黒豆きな粉牛乳で幸せホルモン「セロトニン」を作ろう まとめ
ということで、まとめます。
コロナ下で、どうしても部屋にこもりがち。それが長期化している今、気持ちが沈んでしまっていませんか?気持ちが後ろ向きになっていませんか?そんな方に、幸せホルモン「セロトニン」を分泌することを意識することをおすすめします。
- 幸せホルモン「セロトニン」は、朝、太陽の光をたっぷり浴びることで分泌される
- 朝、カーテンを開けて部屋に太陽の光を取り込みましょう。晴れた日は少しでも外に出て、太陽の光を浴びましょう
- セロトニンは朝、分泌されて夜にはセロトニンを材料としてメラトニンという睡眠ホルモンを分泌し、スムーズな睡眠を促します。これが1日のリズムを作り、精神を安定させることができます。
- セロトニンを作る材料は必須アミノ酸のトリプトファン。お肉や大豆製品、乳製品など良質のたんぱく質を含む食品に豊富です。
- 黒豆きな粉と牛乳を混ぜて飲む、黒豆きな粉牛乳が、朝、忙しい方でも、気軽にトリプトファンを摂取できるので、おすすめです。