昔、ココアは薬であったというお話を以前のブログで書かせていただきました。ココアには様々な栄養素が含まれているからこそ、薬として重宝されたのだと思いますが、ココアは便秘に悩んでいる方にもおすすめであります。
特に当店の黒豆ココアは「朝すっきりしました!」と評判になり、楽天市場で大ヒットを記録させていただきました。販売当時はそういった狙いはなかったのですが、皆様からそういった声をいただいて、色々調べたところ、なるほどなと新しい発見がありました。
今日は、黒豆ココアこそ便秘体質の方に最強におすすめ!というちょっと過激なタイトルでお届けしてみたいと思います。
前半では、ココアが便秘にお悩みの方にお勧めな理由を、後半で当店の黒豆ココアについて解説させていただきたいと思いますので、最後までご覧ください。
ココアがなぜ便秘体質の方におすすめなのか?
ココアが便秘解消によいという話はよく聞きます。まずはココアがなぜ便秘体質の方におすすめなのかその理由と、デメリットはないのかについても解説したいと思います。
ココアは食物繊維が豊富
まずはココアの栄養素について書いていきたいと思います。繰り返しになりますが、ココアは昔は薬として重宝されていたことからもわかるように、ココアには豊富な栄養素が含まれていますから、ココアを積極的に摂ることは、とてもおすすめです。中でもココアに含まれる食物繊維には特徴があり、便秘体質に悩まれている方におすすめです。
ココアの特徴的な食物繊維「リグニン」
ココアは非常に食物繊維が豊富であることが知られています。ココアに含まれる食物繊維のほとんどは、不溶性食物繊維。その種類は
- リグニン
- ヘミセルロース
- セルロース
- 水溶性難消化性多糖類
がありますが、ココアの食物繊維の半分以上はリグニンが占めています。
このリグニンは非常に特徴的な食物繊維で、消化酵素であったり、腸内細菌には分解されにくい性質があるため、体内に吸収されにくく、便として排出されます。
これがひとつ便秘体質改善にお勧めの理由です。
注意したいのは、ひどい便秘に悩んでいる方は、摂ってはいけない食物繊維があります。便秘の種類によっては、かえって便秘が悪化する可能性もあります。積極的に摂る食物繊維について、不溶性食物繊維がよいのか、水溶性食物繊維がよいのか、必ずお医者様に相談してから試していただきますようよろしくお願いいたします。
便秘体質の方にとってココアのデメリットとは?
これまでココアに含まれるリグニンという特徴的な食物繊維が、便秘体質の方にとっておすすめであることを解説してきましたが、デメリットはないのでしょうか?ここでは考えられるデメリットについても少し解説していきます。
ココアは砂糖たっぷり。太ってしまう?
一つ考えられることは、ココアは脂肪分が多めで砂糖がたっぷり入っているといったイメージを持っている方が多いため、太ることを心配されている方が多いのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、ココア1杯10g程度なら、脂肪分についてはそれほど心配する必要はありません。しかし砂糖については、多いに気を付けてほしいと思います。
調整ココアの場合、商品パッケージの後ろに栄養成分表示があるかと思います。原材料は、ここに記載されている順番でその量が含まれていることになっています。もし1番目に砂糖が掲載されているなら、そのココアは原料の中で一番砂糖が入っているという意味になります。
これは私の私見で申し訳ないですが、太りすぎを気にされる方の多くは、糖質過多であると考えています。糖質、脂質、タンパク質は3大栄養素であり、いずれも私たちにとって必要不可欠な栄養素です。
ですが、糖質や脂質といった栄養素は、飽食の現在、摂りすぎであると指摘されています。特に糖質については、じゅうぶんに気を付けてほしいと思います。
ミルクココアにする場合、下痢をしてしまう
私はココアを飲むときは、ミルクココアで飲むのが好きなのですが、いわゆる牛乳で割る場合ですが、牛乳が体質に合わない方がいらっしゃいます。実は私もそうで、牛乳で割ったミルクココアを飲むと、下痢をしてしまいます。
これを乳糖不耐性といい、体内で牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)が不足しているため、分解されず、大腸で下痢となって排出されます。
私もそうですが、こういった方はミルクココアにはしないでストレートで飲むか、牛乳の替わりに豆乳で割って飲むといいと思います。
もし大丈夫そうなら、豆乳で割って、少し牛乳を入れてブレンドしてみるという事を試してみるのもひとつです。
便秘体質の方に黒豆ココアが最強な理由。効果的な飲み方とは?
これまでココアのメリット・デメリットまで紹介してきましたが、ここで当店の黒豆ココアをご紹介させてください。ここでは、黒豆ココアで、ココアのデメリットを解消した効果的な飲み方まで解説いたします。
黒豆ココアとは?
まずは黒豆ココアについて説明いたします。黒豆ココアは大手食品メーカーの商品がスーパーでも購入できるかと思いますが、私がここで書いている黒豆ココアとは全く商品が違います。
ちなみに黒豆ココアを日本で初めて販売したのは当店です。(詳しくは下記記事にて、黒豆ココア販売の時系列を紹介していますので、ご覧ください。)
>>無糖の黒豆ココアを日本で初めて作った丹波の恵み。純ココアと調整ココアとの決定的な違い
当店の黒豆ココアは、京都丹波の特産品である、丹波黒大豆、丹波大納言小豆に、オランダ産の純ココアをブレンドした添加物不使用の無糖ココアです。
黒豆と小豆の自然の甘味がほんのりとありますから、無糖で飲んでいただいてもよし、ミルクココアにしたり、豆乳ココアで飲んだり、生姜を入れて飲んでもよし。大変ヘルシーに召し上がっていただけるココアとなっています。
黒豆ココアが便秘体質の方におすすめな理由3つ
1.砂糖、添加物が不使用
当店の黒豆ココアには、砂糖はおろか、添加物も一切不使用であります。そのため、ココアのデメリットで解説させていただきましたが、砂糖の摂りすぎの心配がある調整ココアと比べて、太ることを心配されている方にも自信をもってお勧めさせていただけます。
黒豆ココアは、黒豆と小豆の自然の甘味がほんのりあります。そのため、個人差はありますが砂糖を入れて飲む必要はありません。
それでも少し苦いと感じられる方は、牛乳や豆乳などを入れてマイルドにされる、また蜂蜜をお好みで入れて飲んでいただく事もおすすめです。
2.黒豆と小豆にも豊富な食物繊維
黒豆ココアは、黒豆と小豆、そしてココアをブレンドしているために、ココアの割合、食物繊維が少ないのでは?とご心配される方もいらっしゃるかもしれません。
しかしご心配は無用です。黒豆や小豆も食物繊維が大変豊富な食品であり、ココア同様、不溶性食物繊維が豊富です。
また黒豆や小豆には、大豆特有の、難消化性のオリゴ糖が含まれています。オリゴ糖はビフィズス菌のエサになり、腸内環境を整えます。
3.黒豆ココアは腸を温める飲み物
黒豆ココアの黒豆は薬膳の世界では「陽」の食材として知られています。一方の白砂糖は「陰」の食材で、体を冷やします。黒豆ココアは白砂糖は不使用で、黒豆入りですから、薬膳的に見ても、体を温める飲み物といえます。
特に黒豆は腎を補う食材といわれていて、内臓の血の巡りや水の巡りをよくします。腸が冷えていると蠕動運動は起きません。内臓を温めることは、便秘体質改善のためにも大切な考え方です。
黒豆ココアの効果的な飲み方。いつ飲めばいいの?
黒豆ココアはいつ飲むのがよいでしょうか?便秘で悩んでいるなら、朝に飲むのが一番おすすめです。
朝、黒豆茶を白湯のように飲んでいただくことが腸に優しい飲み方であるという記事を書かせていただいているのですが
参考:白湯代わりに黒豆茶を飲もう。白湯にはないメリットや効果を解説
朝は一番体温が低く、また腸が眠っている時間帯です。そして便が出るタイミングとしても朝が一番です。そのため、朝に黒豆ココアを飲むことをおすすめさせていただいています。
また夜寝る前に飲んで、朝起きた時に自然なお通じがあるといった口コミもいただきました。若干ココアにはカフェインも含まれていますが、ご自身が気にならない、または影響がないことが前提ですが、(不眠に悩んでいる方は控えましょう)
腸は夜、副交感神経が優位な時間帯に動きますから、夜に黒豆ココアを飲んで、朝にトイレに行く生活リズムもよいかもしれませんね。
黒豆ココアで便秘体質改善をされた方の口コミ
それでは、当店の黒豆ココアで便秘体質を改善をされたという方の口コミを紹介させていただきます。冒頭にも書かせていただきましたが、黒豆ココアは薬ではありませんので、黒豆ココアが便秘を治したのではなく、黒豆ココアを日々の生活の中に採り入れていただき、食事や運動などの見直しをされた皆様の努力の結果だと私は思っております。
黒豆ココアが便秘によいという情報を得て飲み始めました。個人差はあると思いますが,効果てきめん!貧血で鉄剤を処方された時も,便秘という副作用に苦しまずに済みました。(鹿児島県 健康オタク様)
毎朝、寝る前は欠かさず飲んでます!続けるうちに毎朝、自然にお通じがあり、スッキリしてます♪かなりの便秘で悩まされてました!一週間出ないのは当たり前で、便秘茶を、飲んでましたが、それも次第にあまり効かなくなりました!出会えて良かったです♪止められません!(愛知県 黒豆ココア大好き様)
毎朝、継続して飲んでいます!
身体が、ポカポカして手足の冷え性も気にならなくなりました!それに長年 便秘に悩んでいましたが、毎朝、自然なお通じがあります!商品とても気に入ってます!(愛知県 MH様)ココアの効果に丹波の黒豆が入り身体に良さそうと思い購入。無糖では飲めず、エリスリトールで甘味を足して飲んでいます。イヌリンや難消化性デキストリンでも効果のなかった便秘に即効性がありました。(埼玉県 ニャランポラン様)
早朝,仕事をする生活スタイルなのですが,温かい牛乳に黒豆ココアを溶かして,果物と一緒に夜食にします。朝食前後には,トイレへ直行。頑固だった便秘もすっきり解消しました。朝の黒豆ココアと快便が,この10年間の日課になっています。(ユキダルマン様)
丹波の恵みに寄せられたお客様の声より抜粋
※個人のご感想です。また、繰り返しになりますが、食物繊維は便秘のタイプによって摂っていい食物繊維が異なりますので、必ずお医者様とご相談の上、ご利用お願いいたします。
黒豆ココアで便秘体質の改善をしよう
いかがでしたでしょうか?ココアが便秘体質の方におすすめの理由が分かっていただけましたでしょうか?ただし、調整ココアの場合は砂糖が多く含まれていますので、太ることを気にされる方は、ピュアココアがおすすめです。
当店の黒豆ココアなら、オランダ産のピュアココアに、丹波の特産品の黒豆と大納言小豆をブレンドした無糖そして添加物不使用のココアですから、ピュアココアは苦すぎて。。。といった方にも飲みやすいココアかと思います。便通体質の改善にココアをお考えの方にぜひお試しいただきたいと思います。