黒豆茶には大きく分けて2つのタイプがございます。
- ティーバッグ
- 炒り黒豆タイプ
ティーバッグにはティーバッグの良さ、炒り黒豆には炒り黒豆の良さがありますが、当店は創業以来ずっと、「炒り黒豆タイプ」で黒豆茶をお届けしています。
今日は失敗しない黒豆茶の選び方。そして、炒り黒豆タイプやティーバッグタイプのタイプ別による黒豆茶の選び方まで、私の独自の観点になりますが、お話したいと思います。
記事の中で、当店がなぜ炒り豆タイプの黒豆茶をご提供しているか、その訳もわかっていただけるかと思います。
失敗しない黒豆茶の選び方を全解説
1.黒豆茶を価格で選ぶ場合
黒豆茶の適正価格を知って購入する
消費者心理でいえば、健康茶とはいえ、できるだけ適正価格で黒豆茶を買いたいと思うのは当たり前のことかと思います。
黒豆はできれば黒豆の本場・丹波ブランドをおすすめいたしますが、品質においてはそこまではブランドを気にする必要はないと思います
ただし気を付けたいのは、適正価格ではない黒豆茶は選びたくないなということです。
一般的に丹波ブランドの黒豆は高価ですし、粒が大きれば大きいほど、その価値はあがります。 ブランドだからよいという意味では決してありませんが、同じ1,000円の黒豆茶であれば、ぜひ丹波ブランドの黒豆茶を選んでほしいということです。
黒豆の品質で選ぶ
ティーバッグの黒豆茶の場合、ほとんどの場合、黒豆は砕かれています。
そのため、たとえその黒豆茶が丹波産であっても、残念ながら、黒豆の粒の大きさや品質については全くわからないといっていいでしょう。
一方で炒り黒豆タイプの黒豆茶の場合は、炒った黒豆をそのままパッケージングしているため、産地はもちろんですが、粒の大きさも一目瞭然。 黒豆の状態をより知りたいのであれば、炒り黒豆タイプを選んでください。
当店の黒豆茶は、大粒の丹波産黒豆を厳選使用しています。なお、品質に自信があるので、このように中身が見えるパッケージングをしています。
2.炒り黒豆タイプ or ティーバッグタイプで選ぶ
次に、炒り黒豆タイプかティーバッグタイプか、どちらを選ぶべきかについて解説します。好みにもよると思いますが、摂取したい栄養別、淹れ方・作り方別にまとめました。
タイプ別黒豆茶の選び方
炒り黒豆タイプ | ティーバッグタイプ | |
摂取したい栄養 | できれば黒豆全体の栄養素をまるごと摂取したい | ポリフェノール(水溶性)等、摂りたい栄養素が絞られている |
淹れ方・作り方 | 飲みたいときに自分が飲みたい量だけを作りたい | まとめてたくさん作り置きしたい。何度も使用したい |
では、順に解説していきます。
黒豆茶で摂取したい栄養で選ぶ
黒豆茶は、黒豆にお湯を注ぐと、黒豆の外の皮の部分からアントシアニンというポリフェノールが溶け出し綺麗な紫色になります。
黒豆茶をご利用くださるお客様の多くは、健康のために、この黒豆ポリフェノールを摂取したいという方が多いです。
ただし、黒豆茶の魅力は、この黒豆ポリフェノールだけなのでしょうか?
黒豆には、水に溶ける水溶性の栄養素と、水には溶けない栄養素があります。
ポリフェノールや、サポニンとったポリフェノールは水溶性ですので、黒豆茶で摂取するのが効率的です。
一方で、黒豆に豊富に含まれる食物繊維は不溶性(水に溶けない)のため、お茶だけでは摂取できませんし、ビタミンEも脂溶性であり、水には溶けません。
「ポリフェノール」は他の食材からも摂取できると思いますが、黒豆茶の魅力はポリフェノールだけではなく、黒豆全体に含まれる様々な栄養を摂取できる事であると私は考えています。
そう考えると、黒豆茶を飲んだあと、残った黒豆まで食べられる炒り黒豆タイプの黒豆茶がおススメで、当店もそのような考えから、ずっと炒り豆タイプの黒豆茶をご提供させていただいております。
薬膳の世界で、一物全食という考え方があります。食材の全てに栄養があり、まるごと食べましょうという考え方です。黒豆茶は薬膳茶としても人気がありますが、このように一物全食の考え方からも、薬膳茶としても炒り豆タイプの黒豆茶は人気があります。
黒豆茶と薬膳の考え方については、下記記事にまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
【黒豆茶は漢方の世界でも注目の薬膳茶!腎を補いたい女性におすすめ】
一方で、黒豆茶に期待する栄養素が例えば、ポリフェノールのみと決まっている場合は、割り切ってティーバッグタイプの黒豆茶にしてみるのもよいかと思います。
黒豆茶の作り方で選ぶ
次に黒豆茶の作り方で選ぶ方法もあります。これも賛否両論、好みもあるかと思います。
ティーバッグの黒豆茶は、やかんに煮出して作れるタイプや、また、ティーバッグなので何度かお湯を注げば使えて便利なものも多いと思います。
たくさん作り置きする場合は、ティーバッグタイプの黒豆茶を選ぶとよいでしょう。
これに対して、炒り黒豆タイプの黒豆茶は、基本的に飲みきりタイプです。自分が飲む分だけの黒豆をお湯のみに入れて、お湯を注いで黒豆茶を飲みます。
炒り黒豆タイプは、やかんにいれて煮出す作り置きタイプの使い方もできますが、基本的に自分がその時、飲みたい量だけを、作って飲みたい方におすすめです。
私は基本的には飲みきりをおすすめしています。一番は鮮度です。ご自身が飲みたい分だけを作ることができますので、「作ってしまって時間がたってしまった」とか、「作ったけど飲まなかった」ということがありません。
黒豆茶を購入されるお客様の中には黒豆ポリフェノールを摂取したいという方が多いというお話をさせていただきましたが、当店では、黒豆茶はたくさん飲むことよりもこまめに飲むことをおすすめしています。
黒豆茶でポリフェノールを効率的に摂取する方法については、下記記事をご参考ください
3.お客様の声(口コミ)を参考にする
最後に、やはり「お客様の声」(口コミ)が集まっている商品は大変参考になるかと思います。
お客様の声を多くいただいている商品というのは、やはり多くの方が購買されているんだなということ、それから、商品について満足頂いて、その感謝のお言葉をいただけているということが、読み解けると思います。
厳しい叱咤激励のお言葉をいただくこともありますが、お客様の声は、その商品を利用したことがなくても、まるで自分がその商品を試したことを想像できるので、非常に参考になると思います。
もちろん、お客様個人の感想になるので自分に合わない事もあると思いますが、まったく知らない商品を買うのには、お客様の声が多いにこしたことはありません。
当店はおかげ様で、1,000件を超える黒豆茶の口コミをいただいております。今まで公開させていただいている記事に様々いただきましたお客様の声を掲載させていただいております。
よろしければ、購入のご参考にしてみてください。
失敗しない黒豆茶の選び方。当店は炒り豆タイプの黒豆茶をおすすめします
いかがでしたでしょうか?今回は、失敗しない黒豆茶の選び方というテーマで記事を書いてみました。黒豆は様々な栄養が含まれており、全てがお茶に溶けだすわけではありません。黒豆の栄養をまるごと摂取していただきたいと私どもは考えております。そのため、結論を申し上げますと、当店は、炒り豆タイプの黒豆茶をおすすめいたします。
では、失敗しない黒豆茶の選び方として下記にまとめさせていただきます。
- 黒豆の価値を知り、値段が適正か冷静に考えて購入する。同じ金額ならぜひ丹波ブランドの黒豆茶を選んでほしい
- ティーバッグタイプは黒豆が砕いてあるため、その価値を知るのが難しい
- 炒り黒豆タイプは栄養をまるごと摂取できる。一方でティーバッグタイプはポリフェノールなど目的がはっきりされた方におすすめ
- 炒り黒豆タイプは自分が飲みたい分だけを作れる飲み切りタイプ。一方でティーバッグなら作り置きもできる
- 「お客様の声」はやはり参考になる。お客様の声は多いに越したことはない。
私どもが炒り黒豆タイプの黒豆茶をご提供しているため、やや偏った意見になったかもしれませんが、その点差し引いて、よろしければ参考にしてくださると幸いです。