黒豆茶ってどんな味がするのだろう?はじめて黒豆茶に関心をもたれた方は、不安に思われることもあるかと思います。
実は、黒豆茶でいただく感想の中に、よく「白湯」と似た感覚で飲めるお茶ですね。といただきます。このご感想は、「よく当店の黒豆茶のことを表してくださっているな~」と思います。
今回は、白湯のように飲める黒豆茶について解説します。白湯にはないプラスアルファのメリットについても語ってみたいと思います。
白湯の効能と黒豆茶をおすすめする理由
白湯を日常に採り入れている方は本当にたくさんいらっしゃいます。その一方で、白湯を健康のために飲むという考え方があることさえ、知らない方も多いと思います。
ここでは白湯の効能やメリットデメリットなども含めて解説したいと思います。
白湯とは何か?
白湯と書いて(さゆ)と読みます。白湯は、沸騰したお湯を50~60度くらいに冷まして飲むものであることから、湯冷ましともいわれますが、白湯の温度について明確な定義はありません。
もともと、白湯は、インドの伝統医学である「アーユルヴェーダ」で様々な効能があるとされていて、健康のために白湯を飲むとの考えが日本に広まったのも、この「アーユルヴェーダ」からきています。
一般的な白湯の飲み方や作り方については下記のとおりです。
白湯の作り方・飲み方
- やかんに水道水を入れて、やかんには蓋をしておきます
- 水が沸騰したら、やかんの蓋をあけて火を中火に落とします。
- そのまま10分以上沸かし続けてください。
- 加熱し終わったら、お湯呑みに注ぎ、50~60℃くらいまで冷まします
- 胃腸に優しくゆっくりと飲んでください
白湯を飲むメリットについて
では、白湯を飲むとどのようなメリットがあるのでしょうか?健康のために白湯を飲むメリットについて下記に解説します。
内臓が温まる
白湯を飲むことで、内臓が温まります。内臓が温まることで得られるメリットはたくさんあります。たとえば
- 内臓を温めてくれるため、冷え性体質の改善
- 内臓が温まることで腸が活発に動くことによる便秘改善効果
- 体が温まることで血流がよくなることでデトックス効果
などが、白湯を飲むメリットです。 特に朝は体温が一番低い時間帯で、腸が働きにくいため、朝起きて10分以内くらいに、白湯を飲むことはおすすめです。
自律神経を整える
自律神経は腸と連動しています。腸が収縮しているときは、交感神経が優位になっているとき。そして、腸が動いているときが、副交感神経が優位なときです。
自律神経は自分ではコントロールできない神経ですから、ストレス社会に生きる私たちにとって、自律神経の乱れを大きな悩みとして持っていらっしゃる方も多いかと思います。
白湯を飲むことで腸を温めて動かしてあげることは、仕事や学校など、朝、急激に高まってくる交感神経の上昇をゆるやかにし、生活リズムを整える効果があります。
自律神経を整えるお茶として、黒豆茶をおすすめしています。自律神経についての記事は下記の記事を参考にしてみてください。
白湯のデメリット
健康のために白湯を飲むことについては、私もおすすめさせていただいていますが、唯一といっていいデメリットは、味がしないといった声が聞かれることです。
確かに白湯は、水を沸騰させたものを冷ましたものですから、白湯に慣れていない方にとっては、無味と感じる方もいらっしゃると思います。
私が白湯のデメリットと思うことは、無味であること。この一点です。
白湯にはない黒豆茶を飲むメリット
では、白湯代わりに黒豆茶を飲むメリットについてはどうでしょうか?
黒豆茶は白湯に似た飲み方ができる飲み物です。そして白湯にはないメリットもございますので、ここでは白湯の代わりに黒豆茶を飲むメリットについて紹介させていただきます。
黒豆茶は、ほんのり甘い味がする
上述しましたとおり、白湯に味が感じられないという方も実際、いらっしゃるかと思います。慣れてくれば、白湯に甘味を感じられると思いますが、どうしても味のない白湯が飲めないという方もいらっしゃると思います。
その点、黒豆茶には黒豆の自然の甘味がほんのりします。 白湯に近い感覚で飲めながら、黒豆の甘味がしっかりと感じられる点は、白湯に味を感じることができないという方にも、おすすめできます。
黒豆茶の作り方と飲み方ですが、とっても簡単、シンプルです。
黒豆茶は、熱湯を黒豆に注いで、蓋をして少し時間をおきます。そして少し時間を少し置いてからいただく点も白湯と似ています。白湯は湯冷ましといいましたが、「黒豆茶冷まし」といえるでしょう。
ちなみに、黒豆茶の中には、ティーバッグタイプのものであったり、ブレンド茶で味が濃い黒豆茶も売られているかもしれませんが、白湯のように黒豆茶を飲みたい場合は、当店の黒豆茶のように、炒った黒豆にお湯を注ぐシンプルな黒豆茶をおすすめします。
黒豆ポリフェノールが摂取できる
そして、黒豆茶を白湯代わりに飲む最大のメリットは、フィトケミカル「ポリフェノール」を摂取できることです。
ポリフェノールは、体の錆の原因となる活性酸素から体や血管が酸化するのを守ってくれる第7の栄養素です。ストレス社会に生きる私たちには欠かせない栄養素といわれています。 黒豆茶は、白湯がもつ力に加え、ポリフェノールが加わったものと考えてもよいかもしれません。
ポリフェノールを摂取することで、アンチエイジングを意識される方にも黒豆茶をおすすめさせていただいています。黒豆ポリフェノールについて知りたい方は下記の記事をぜひご参考ください。
水よりも白湯、黒豆茶をおすすめします
最後に、健康法のひとつで、毎朝、水を飲むという方もいらっしゃると思いますので水を飲むことについても触れておきたいと思います。
これは私の個人的な意見ですが、水は腸を冷やしますので、飲むとしても常温で飲んでいただきたいと思っています。
ミネラルを含んだ水(硬水)は便通にもよいといわれてミネラルウォーターを飲んでいらっしゃる方も多いかもしれませんが、実は、黒豆もミネラルが豊富だということ、ご存じでしょうか?
たとえば、ミネラルを含む水がよいとされる理由のひとつに、マグネシウムが便をやわらかくする作用があるとされていますが、このマグネシウムを実は、黒豆も豊富に含んでいます。
黒豆茶はその他にも、カルシウムやカリウム、そして女性には嬉しいイソフラボンなどの栄養素だって摂ることができます。
そういった栄養面もありますが、まず何よりも、体を冷やさないという点。特に腸は温めた方がよいというのが私の考えで、ミネラルウォーターよりも、白湯もしくは黒豆茶をおすすめさせていただきたいと思います。
睡眠の質を上げる夜の黒豆茶もおすすめです
さらに、私は夜にも黒豆茶を飲んでいただくことをおススメさせていただいています。ここでは夜の黒豆茶の飲み方について解説します。
お風呂プラス黒豆茶で睡眠の質を上げる
夜は本来ならリラックスできている時間帯。緊張から解き放たれて、腸が活発に活動できれば、副交感神経が優位になり、栄養もしっかり摂取できますし、睡眠の質も向上します。
そのためにも、腸はよい状態に保っておきたいです。
繰り返しになりますが、腸には冷えが厳禁ですので、夏冬関係なく、夜もできれば温かい飲み物をチョイスしてください。夜の食事の時、またはお風呂に入る前などでも、白湯程度の温かい黒豆茶を飲んでいただくことはおススメです。
特におすすめは、お風呂前の飲む黒豆茶です。
黒豆茶で内臓を温めてから、体が気持ちいいと感じる程度のぬるま湯でゆっくりとお風呂に浸かる事で副交感神経を優位にしましょう。体の芯から温まった後は、のちに自然に体温が下がっていきますので、質の良い睡眠を得ることができます。
また黒豆茶なら、体の調子を整えるミネラルやポリフェノールを摂取できます。特に内臓、腸が元気だと栄養も体に効率よく行き渡りますから、体調にもよい効果が表れます。
白湯代わりに黒豆茶を利用されている方のご感想
もともと白湯を飲まれていたという方が、黒豆茶をご利用下さり、多くの喜びの声もいただいています。ここでは当店に寄せていただきました、実際に黒豆茶を白湯のように飲んでいるというお客様の声をご紹介したいと思います。
色々な楽しみ方ができ、親子で毎日おいしくいただいています。幼い息子たちはそのままおやつに。私は毎日職場で白湯を飲んでたのを黒豆茶に、おやつはせんべいやチョコから膨らんだ黒豆に変えました。おやつが膨らんだ豆では足りなければ、さらにそのままボリボリとつまんでいます(笑)元々黒豆が大好きでよく買ってきましたが、ズボラな私は自分で炊くのは面倒で、必要のない調味料や添加物が入った市販の煮豆などを食べていました。この商品は、色々なアレンジがきくし、私のようなズボラさんでも気軽に毎日楽しめます。ジップがついてるので、どこにでも持っていけるのも嬉しいです。 (三重県 かな様)
(三重県 かな様)
毎朝お茶を飲んでいますが、あとは面倒で白湯を飲んでいました。でも、簡単に黒豆茶が作れると知り、飲むようになりました。味も私には美味しく感じられるし、何より家族からの要望で黒豆ごはんを作らなくなったので、代わりに私一人血液サラサラを信じて飲んでいます。 (千葉県 S様)
(千葉県 S様)
毎朝お白湯を飲んでいましたが、黒豆茶に変えました。香ばしく、柔らかな飲み口で一日の始まりにとても気に入っています。 (神奈川県 アン様)
(神奈川県 アン様)
煎じて飲んでいますが、美味しいです。此のところ緑茶が少々キツイと思う事が多くなり、水や白湯を飲む事が多くなっていましたが、多分気に入りそうだな、と思い購入しましたが、思ったとうりで気に入りました。一袋を飲み終わるところですが、便通も以前より快適になっているかな、とも思っています。 (長野県 まめすきちゃん様)
(長野県 まめすきちゃん様)
朝、白湯のような温かい飲み物を腸に入れてあげることは重要です。まめすきちゃん様のように便通もよくなったと嬉しいご感想いただいています^^
白湯代わりに黒豆茶を飲んでみよう
いかがでしたでしょうか?
白湯の飲み方と黒豆茶の飲み方はよく似ています。白湯は私も本当におすすめしたいのですが、黒豆茶にも白湯にはないメリットがありますから、ぜひ一度試していただきたいです。まとめます。
- 白湯は腸を温めて、腸を動かす。体温が低い朝に飲むのは特におすすめです
- 朝、白湯を飲むことで腸を動かし、交感神経の上昇をゆるやかにし、自律神経のリズムを整える効果も
- 黒豆茶は、黒豆の自然の甘味がお湯に溶け込んだもので、白湯に近い感覚で飲めます。
- 黒豆茶は、毎朝、白湯替わりに飲んでいる方が多い
- 白湯にはないメリットとして黒豆茶は黒豆の甘味が感じられる。また黒豆特有のポリフェノールが摂取できる
- 水でもよいが、腸を冷やさないためにも飲むなら常温で。黒豆茶もミネラルを豊富に含んでいる
- 朝だけでなく、夜も黒豆茶を飲むのがお勧め。特にお風呂プラス黒豆茶で質の良い睡眠を。
黒豆茶の飲み方について参考になる記事:
参考サイト:
- 正しい白湯(さゆ、湯冷し)の作り方♪(cookpad)
- アーユルヴェーダ(wiki)