私は生まれつき、便秘に悩まされたことがありませんでした。もうひとついえば、肥満とも無縁で、食べても食べても太らない体質は、便通がうまくいっているからかもしれないとさえ思っていました。
そんな私ですが、1度だけ、便秘のスランプに陥ったことがあります。1週間も便が出ないというのが初めての経験で、正直どうしたらよいかもわからず、すごく焦りました。
しばらくして、見事スランプを脱出できたのですが、その時に、私が生活を見直して改善したことや、便秘解消のためにやったことを今日はまとめてみたいと思います。
便秘解消のために私がやったこと5つ
これからここに書くことは実際に私が便秘解消のためにやったことです。基本的なことですが、とても大切なことだと思っていて、便秘解消の基本として、皆さんのご参考になればと思います。
食物繊維を摂ることを意識する
スランプになるまで特に意識していませんでしたが、この時は、さすがに意識して、食物繊維を摂るようにしました。
食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種があり
便秘のタイプによって、摂るべき食物繊維の種類は変わってくるのですが、まずは腸が蠕動運動をするためには、ある程度、便の嵩が必要です。便の嵩を増して蠕動運動を起こすには、不溶性食物繊維を摂ります。
特にダイエットのためにご飯(炭水化物)を抜いている人は注意してください。
このとき、私もご飯を少し減らしていたのですが、炭水化物は、糖質プラス食物繊維ですから、ご飯も極端に減らすと食物繊維が不足します。
極端にご飯を省くようなことはしないように意識してください
野菜もいいですが、生野菜だけで食物繊維を摂るのは結構大変ですので、もしご飯がなかなか食べられない方は、食物繊維豊富な大豆製品などで補うのもいいです。
朝、白湯を飲んで腸を動かす
朝の時間帯は、腸の動きがまだ鈍い状態です。朝一杯の白湯(黒豆茶)を腸に入れてあげることで、腸を目覚めさせることを意識してください。
腸が目覚めて大腸が収縮することを「結腸反射」といいますが、白湯(黒豆茶)を入れてあげることで、、蠕動運動がおこり、便秘が起きるというわけです。
水を飲む方もいらっしゃると思いますが、水だと腸が冷えるので、できるだけ常温に近い温度の白湯や黒豆茶などを飲むことをおすすめします。
朝、必ずトイレに行くことを習慣化する
便は、夜寝ているとき、いわゆる副交感神経が優位な時間帯にゆっくりと直腸に近いところまで、移動します。
そして朝に結腸反射で、蠕動運動がおこり、便が直腸まで押し出されて便意がおこります。
しかし、この時間を逃すと、半日から1日以上、便意のチャンスは訪れません。
このチャンスを逃すと、腸に残ってしまった便は硬くなり、もう便はスムーズには動いてくれないといった悪循環に陥ります。
というわけで、朝のトイレチャンスは逃してはいけません。出ないかもしれませんが、一番チャンスがある朝、必ずトイレに行くことを心がけてみてください。
便意があったとき、すぐにトイレに行く
私は、今まで便秘で悩んだことがなかったのに、急にスランプに陥りました。このとき、私はある事情で、なかなかトイレに行く時間がとれず、便意を我慢をすることが多かったです。今思えば、これが一番のスランプの原因であったのではないかと思っています。
せっかく便意が起こっているのに、このチャンスを逃すと、便意は収まってしまい、上述したとおり、次に便意がおこるまで、半日~1日かかります。
トイレだけに限りませんが、決して、チャンスは逃してはいけない。この時強くおもいました。
しかし便秘に悩んでいる方は、いつ便意がおこるかもわかりにくいかと思いますので、やはり朝、とりあえずトイレに行く習慣を意識付けしてください。
正しいポーズで、トイレする
そして、トイレを正しい姿勢ですることが大切です。よく言われるのが、「考える人」のポーズでトイレをすること。
これは結構大事なことで、猫背でトイレしていると、なかなか便が出ないのです。普段悩んだことがなかったのに急に便が出なくなった私が、改めて気づいたことでした。
一度、自分のトイレの姿勢を見直してみること。正しい姿勢であれば、便が出るときスムーズになること、間違いありません。
腸を温める黒豆茶をおすすめします
いかがでしたでしょうか?私は健康のバロメーターは、腸の健康だと考えています。腸を温めることで、腸は活発化、改善されて、デトックスにつながります。
腸を温めるお茶として、私は黒豆茶をおすすめしています。黒豆茶について詳しく知りたい方は下記の記事をご参考ください。
便秘に関する参考記事
- 便秘と食事(厚生労働省)
- けんこう教室 高齢者の便秘(高齢者向けですが、便秘についての基本知識が学べます)
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