自律神経のバランスをとる為に飲みたいお茶。現在はストレス社会、副交感神経を高めよう

自律神経を整えるイメージ

現在はストレス社会です。そのために常に緊張状態で日々を過ごすことが多く、体調もすぐれないという方も多いと思います。

体調を整える為には、食事からバランスよく栄養を摂ること、適度な運動をすることは、効果的といえますが、精神状態のバランスを調整しているのは、自律神経です。

精神状態がよい状態を保てていないと、栄養ある食事を摂ろうとも、そもそも思わないだろうし、運動をしようという意欲もわいてこないと思います。今回は自律神経のバランスをとるためにおススメのお茶というテーマで書いてみたいと思います。

自律神経の仕組みと副交感神経の重要性

ホメオスタシスと自律神経

私たちには、何も意識しなくても、心と体を安定して保つ仕組みが備わっています。そのことをホメオスタシスと呼びます。

ホメオスタシスは、自律神経、免疫、ホルモン(内分泌)がお互い影響し合う三角形の形をとり、ホメオスタシスの三角形といわれ、それぞれが心や体の安定を支えています。

自律神経は、ホメオスタシスの中の非常に重要なひとつでありますが、自分の意思では動かすことができない神経です。

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、役割は相反しています。よく例えられるのが車で、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキのようなものだといわれます。

つまり交感神経は、体や心を活動的にする神経であり、副交感神経は、体や心を休める神経といえます。どちらがよいというものではなく、お互いがバランスが取れていることが大切で、心や体の安定につながります。

交感神経と副交感神経は相反する

交感神経副交感神経
収縮血管拡張
上昇血圧下降
緊張筋肉弛緩
抑制胃腸促進

参考:健康管理能力検定3級テキスト

このように、基本的には交感神経が優位な時は、血管、血圧、筋肉などは活発に動きます。一方で、副交感神経は休止、抑制されます。

しかし、胃腸だけは、副交感神経が優位な時に、促進されます。

現在はストレス社会。副交感神経を高めよう

本来、交感神経と副交感神経、この2つがリズムよく交互におとずれるのが理想です。しかし、上述したとおり、現在はストレス社会です。常に緊張した状態で、交感神経が優位な状態が続き、副交感神経のほうは低下しがちという方も多いのではないでしょうか?

緊張状態が続くと、胃腸が収縮した状態となります。そうすると小腸から栄養を吸収もうまくできませんし、腸が動かないため、便秘気味になり、体調も優れなくなるといった悪循環がおこります。

オンとオフをうまく切り替えて、できるだけ緊張状態から体を解放してあげること、そして、腸内環境を日頃から整えておくことがとても大切です。

できるならリラックスして副交感神経を高めたい

オンとオフをうまく切り替えることができるなら、それが一番よいです。できることなら、趣味や、お風呂などでリラックスした状態をたくさん作る。

この記事の写真のように、大自然で、時間を忘れて、のんびりする。副交感神経を高めるには、何よりリラックスすることが一番!全部、わかっているんですよね。

しかし!

繰り返しますが、現在はストレス社会です。理想とは裏腹に、休む間もなく長い時間、ずっと緊張状態が続いている。そういった方が非常に多いのだと思います。

忙しいなかでも、まずは、睡眠はしっかりとる。お風呂にゆっくりつかる。など工夫して、副交感神経を高めたいですね。

自律神経のバランスに、朝一杯のお白湯がよい

夜は仕事などのストレスから解放されて、本来なら、副交感神経が高くなってくる時間帯です。できればこの腸がリラックスできている時に栄養をたっぷりとってあげたい。私ならそう考えます。

一方で、朝目覚めてからは、仕事など緊張した活動がはじまるため、交感神経はじょじょに高まってきます。

よく、「朝起きて一杯の水を飲むのがよい」といわれますが、腸を目覚めさせることと同時に、副交感神経の低下をゆるやかにすることができます。

水でもよいかもしれませんが、腸に冷えは厳禁です。冷たい水は、逆に腸がびっくりしてしまうので、私はできるだけ人の体温に近い温度からやや高いくらいの白湯やお茶を飲むことをおすすめしています。

朝起きて、食事を口にする前に、私は、水ではなく、腸に優しい一杯の白湯なりお茶を体に入れてあげます。

腸が目覚めるということは、朝の食事も腸に負担なく摂取できることを意味し、自律神経のバランス、リズムも結果的によくなっていきます。

自律神経を整えるお茶に黒豆茶

黒豆茶にお湯を注ぐ
お湯を注ぐだけで簡単に作れる黒豆茶

腸のために朝一杯の白湯をおすすめさせていただきましたが、黒豆茶は白湯とよく似た飲み方ができるお茶です。白湯に慣れている人はいいのですが、初心者の方であれば、「白湯は味がない」など苦手とされる方も多いです。

そんな方に黒豆茶をおすすめさせてください。さらに黒豆茶には白湯にはない特徴もいくつかあります。ここでは黒豆茶の特徴について解説します。

黒豆茶はノンカフェイン

解説させていただいたとおり、自律神経の乱れは、現在社会では交感神経が優位になりすぎて、常に緊張状態であることがあげれらます。

交感神経を刺激しないためには、ノンカフェインのお茶を選びましょう。純粋な黒豆だけで作られた黒豆茶はノンカフェイン。安心して飲んでいただけると思います。

黒豆茶ならポリフェノールが摂取できる

黒豆茶
黒豆茶が水や血の巡りをよくする

白湯にはない、黒豆茶のよいところは、黒豆のポリフェノールがお湯に溶け出しますので、ポリフェノールを一緒に摂取できるところです。ストレスからも生じる活性酸素を抑制するポリフェノールで血管も健康を保つことができれば、血の巡りもよくなり、腸も、体も温まります。

ストレス社会の現在には欠かせない第7の栄養素ともいわれるポリフェノールが黒豆茶なら摂取できます。黒豆茶を白湯のように飲む方法については下記記事で詳しく解説しておりますので、ぜひご参考ください。

>>黒豆茶は白湯に近い感覚で飲めるお茶です

黒豆茶を夜、飲むのもおすすめです

一方で、夜に飲む黒豆茶もおすすめです。夜は本来なら、副交感神経が優位になっている時間帯です。心身ともにリラックスすることができていれば自律神経のリズムは正常といえます。

夜、夕食時のお茶に黒豆茶を飲んでみてください。「腸に優しくする」と思いながら、ゆっくりと黒豆茶を飲んでください。

腸が温まり、リラックスできれば、腸は促進され、栄養の吸収もよりよくなりますから、朝のリズムにもよい影響を与えることができます。

生活のリズム、自律神経のリズムを夜から、準備して整える。夕食時にも黒豆茶を飲んでみてほしいですね。

自律神経のバランスをとるために飲みたいお茶 まとめ

いかがでしたしょうか?自律神経は、交感神経と副交感神経があり、それぞれがバランスをとっていることが大切です。しかしながら、現在社会はストレス社会。圧倒的に交感神経が優位になりがちです。オンオフをしっかりきりかえて、できる限り、副交感神経を優位に保てるようにしたいですね。

自律神経を整える飲み物として白湯をおすすめさせていただいています。お茶ならぜひ、当店の黒豆茶をお試しください。

自律神経と腸は深い関係があります。腸を温める飲み物として黒豆茶はおすすめです。ストレスによって活性酸素が発生し、細胞が傷つきますが、それを抑制する第7の栄養素ポリフェノールも現在社会には欠かせない栄養素ですが、黒豆茶ならお茶として気軽に摂取できます。

自律神経を整える為にぜひノンカフェインの黒豆茶をお試しいただければと思います。

自律神経を整える黒豆茶の活用術 参考になる関連記事